ダイトは5日続伸、後発薬向け原薬順調で21年5月期業績予想を上方修正
ダイト<4577>は5日続伸している。14日の取引終了後、21年5月期の連結業績について、売上高を475億円から489億円(前期比8.7%増)へ、営業利益を49億5000万円から59億円(同10.1%増)へ、純利益を34億円から40億円(同1.4%増)へ上方修正したことが好感されている。
政府のジェネリック医薬品使用促進策などの影響により、ジェネリック医薬品向け原薬の販売が順調に推移したことや、自社開発ジェネリック医薬品の20年新規収載品を中心とする品目の販売が順調に推移したことが要因という。また、開発費や減価償却費の減少なども寄与する。
なお、同時に発表した第3四半期累計(20年6月~21年2月)決算は、売上高378億3500万円(前年同期比10.1%増)、営業利益53億3600万円(同16.4%増)、純利益36億9900万円(同14.2%増)だった。