ラクトJが急反発、経費削減効果で第1四半期6%営業増益
ラクト・ジャパン<3139>が急反発している。14日の取引終了後に発表した第1四半期(20年12月~21年2月)連結決算が、売上高239億9400万円(前年同期比15.0%減)、営業利益8億1300万円(同6.4%増)、純利益5億2700万円(同3.4%減)と営業増益となったことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の拡大による乳原料に対する需要減の影響は大きく、売上高は減収となったものの、販管費などの経費削減効果により、営業利益は増益を確保した。なお、21年11月期通期業績予想は、売上高1150億円(前期比3.8%増)、純利益18億5000万円(同10.3%減)の従来見通しを据え置いている。