東京株式(前引け)=小幅反発、商い薄で上値の重さ意識

市況
2021年4月15日 11時44分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比36円67銭高の2万9657円66銭と小幅反発。前場の東証1部の売買高概算は5億1218万株、売買代金概算は7250億1000万円。値上がり銘柄数は1125、対して値下がり銘柄数は939、変わらずは123銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、強弱感対立のなか方向感の定まらない展開で、朝方安く始まったあとはプラス圏に切り返したものの、前場中盤を境に再び上げ幅を縮小する上値の重い展開となった。海運や非鉄・鉄鋼など景気敏感セクターに買いが入り業種別でも33業種中27業種が上昇したものの、米ナスダック安を受けてハイテクセクターへの売り圧力が意識されている。国内では新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感が引き続きくすぶっている。売買代金は7000億円台と低調だった。

個別ではソフトバンクグループ<9984>がしっかり、ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも上昇した。ベイカレント・コンサルティング<6532>が商いを伴い大幅高。日本電子<6951>が急伸、RPAホールディングス<6572>も値を飛ばした。半面、任天堂<7974>が軟調、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>など半導体製造装置関連も売りに押された。ベクトル<6058>が大幅安、北の達人コーポレーション<2930>、クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>も大きく値を下げた。マネックスグループ<8698>も大幅下落となった。

出所:MINKABU PRESS

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