株価指数先物【昼のコメント】 2万9500円水準での押し目拾いのスタンスは継続

市況
2021年4月15日 12時12分

日経225先物は11時30分時点、前日比40円高の2万9650円(+0.13%)前後で推移している。寄り付きは2万9560円とシカゴ先物清算値(2万9600円)を下回って始まり、その直後に2万9530円まで軟化。しかし、2万9500円水準での底堅さが引き続き意識されるなか、前場半ばにはショートカバー優勢の流れにより、一時2万9790円まで上昇。前引けにかけては、5日移動平均線を挟んだこう着感の強い値動きに。 

長期金利の上昇を嫌気した米ハイテク株の軟調地合いを引き継ぎ、東京市場でも東京エレクトロン <8035> 、アドバンテスト <6857> など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角が売られ、日経平均株価の重荷となった。しかし、これら銘柄も寄り付き直後を安値に下げ渋りを見せていることもあり、早い段階で短期筋のショートカバーに向かわせたようだ。

NT倍率は先物中心限月で15.10倍まで下落した後は、15.15倍まで下げ渋りを見せている。戻りの鈍さが意識される局面においては、ポジション調整の売りに押される可能性があるものの、2万9500円水準での押し目拾いのスタンスは継続しよう。

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