南陽の21年3月期業績は計画上振れ、配当も増額
南陽<7417>がこの日の取引終了後、集計中の21年3月期連結業績について、売上高が315億円から324億円(前の期比5.6%減)へ、営業利益が16億5000万円から18億5000万円(同12.6%減)へ、純利益が11億円から13億3000万円(同4.1%減)へ上振れて着地したようだと発表した。
建設機械事業で、熊本地区を中心に発生した20年7月豪雨の復旧工事が本格化し、レンタル需要が高まったことに加えて、産業機器事業でロボット関連や半導体など一部の市場において、活発な設備投資の動きが見えはじめたことなどが要因としている。
また、業績上振れに伴い、従来44円を予定していた期末配当予想を55円にするとあわせて発表した。年間配当は70円(前の期66円)となる。