東京株式(前引け)=反落、手掛かり材料難で見送りムード

市況
2021年4月27日 11時49分

27日前引けの日経平均株価は前営業日比79円23銭安の2万9047円00銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は5億5568万株、売買代金概算は1兆1411億3000万円。値上がり銘柄数は1051、対して値下がり銘柄数は977、変わらずは151銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、朝方は目先リバウンド期待の買いが優勢となり日経平均は上昇して始まったが、買いが続かずその後は軟化した。前日の米国株市場は主要株指数が高安まちまちの展開で手掛かり材料を欠いたが、下値を大きく売り込む動きもみられない。国内で新型コロナウイルスの感染拡大が嫌気されていることに加え、企業の決算発表が本格化するなか、買い手控えムードが広がっている。ただ、個別では中小型株に強い動きを示すものも多く、値上がり銘柄数が値下がり数を上回っている。

個別ではレーザーテック<6920>、ソニーグループ<6758>などが軟調なほか、キーエンス<6861>も値を下げた。花王<4452>も下落した。正興電機製作所<6653>、カワチ薬品<2664>が急落、KLab<3656>も大幅安となった。半面、ファーストリテイリング<9983>がしっかり、日本電産<6594>も買いが優勢。東芝<6502>が上昇し、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。山洋電気<6516>がストップ高カイ気配となっているほか、ホクシン<7897>も大商いで値を飛ばした。

出所:MINKABU PRESS

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