株価指数先物【昼のコメント】 2万9000円を挟んだ狭いレンジ推移

市況
2021年4月30日 12時16分

日経225先物は11時30分時点、前日120円安の2万8930円(-0.41%)前後で推移している。寄り付きは2万8910円とシカゴ先物清算値(2万9075円)を下回って始まり、その後2万8890円まで軟化。しかし、28日のナイトセッションの安値を割り込まなかったこともあり、現物の寄り付き直後には2万9060円まで戻している。ただ、リバウンド機運も高まらず、朝方に付けた2万8890円~2万9060円を挟んでのこう着に。

決算に対する市場反応が注目されたソニーグループ<6758>は、売り先行の展開に関しては想定されていたものの、じりじりと下落幅を広げており、市場全体のセンチメントを冷ます格好。また、東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>なども軟調に推移していることから、NT倍率は先物中心限月で一時15.14倍まで下落。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超え、全体の6割近くを占めているなか、主力ハイテク株の弱い値動きを鑑みると、バリューシフトが見られていると言えそうだ。なお、月末のポジション調整の動きもあると考えられ、後場についても2万9000円を挟んだ狭いレンジ推移が続きそうである。

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