オプティマス急騰、21年3月期の業績計画と配当予想を大幅上方修正
オプティマスグループ<9268>が急騰。4月30日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益を従来予想の9億5000万円から12億6000万円へ上方修正すると発表。従来の18.9%減益予想から一転して7.6%増益見通しとなったことが好材料視されている。
前期業績の上方修正は3月に続き、4回目となる。中古車輸出の中核市場であるニュージーランドで市場好転を着実に捉えてシェアを拡大したことに加え、制限が予想されていた船腹の確保が順調に進み、販売台数を大きく伸ばした。また、関連部門の採算が向上したことも利益を押し上げた。業績上振れに伴い、前期の年間配当を従来計画の34円から50円(前の期は48円)に大幅増額修正したことも好感されている。