オリンパス大幅反発、税金費用減少で21年3月期業績予想を上方修正
オリンパス<7733>が大幅反発している。同社は4月30日の取引終了後に業績修正(国際会計基準)を発表。21年3月期の連結最終利益を従来予想の85億円から125億円(前の期比75.8%減)へ上方修正しており、これが好感されているようだ。
すべての事業が堅調に推移するなか、今後の見通しを踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を再評価した結果、繰延税金資産の計上などに伴う法人所得税費用が減少したことが要因という。併せて、イスラエルの医療機器メーカーMedi-Tateの株式取得予定日を5月31日(従来は4月30日)に変更することを明らかにしている。