オーナンバはS高カイ気配、日中で需要回復し21年12月期業績予想を上方修正
オーナンバ<5816>がストップ高の617円水準でカイ気配となっている。前週末7日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、売上高を330億円から350億円(前期比11.5%増)へ、営業利益を8億5000万円から10億円(同31.3%増)へ、純利益を6億円から7億円(同33.5%増)へ上方修正したことが好感されている。
上期において自動車・産業機器用製品などの分野で、日本や中国など一部地域の需要が回復したことが要因。また、販売品種構成の良化や、積極的な原価低減及び販管費の抑制なども寄与する。なお、第1四半期(1~3月)決算は、売上高92億6500万円(前年同期比10.0%増)、営業利益5億円(同3.8倍)、純利益5億2300万円(同9.5倍)だった。