ミズホメディは後場ウリ気配スタート、21年12月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
ミズホメディー<4595>は後場ウリ気配スタートとなっている。正午ごろ、21年12月期の連結業績予想について、売上高を75億9500万円から90億8300万円(前期比2.2倍)へ、営業利益を20億5800万円から30億8700万円(同7.4倍)へ、最終利益を15億900万円から23億200万円(同7.5倍)へ上方修正したが、株価は上方修正期待で上昇基調にあっただけに、材料出尽くし感が強まっているようだ。
「スマートジーン新型コロナウイルス検出試薬」が、「全自動遺伝子解析装置Smart Gene」の出荷再開により累計販売台数が着実に増加していることが要因。また、業績予想の上方修正に伴い、期末一括配当を48円から73円(前期10円)に引き上げるとあわせて発表している。
なお、第1四半期(1~3月)決算は、売上高24億4300万円(前年同期比2.3倍)、営業利益8億7700万円(前年同期100万円の赤字)、最終利益6億5100万円(同300万円の赤字)だった。