DMG森精機が後場下げ幅を縮小、世界的な受注回復で21年12月期業績予想を上方修正

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2021年5月12日 12時46分

DMG森精機<6141>が後場下げ幅を縮小しプラスに転じる場面があった。正午ごろ、21年12月期の連結業績予想について、売上高を3300億円から3450億円(前期比5.1%増)へ、営業利益を110億円から140億円(同31.2%増)へ、純利益を40億円から60億円(同3.4倍)へ上方修正したことが好感されている。

中国をはじめとする世界的な受注の回復で、第1四半期の受注が期初計画を大幅に上回ったことに加えて、4月の受注が第1四半期平均月次受注額を上回り、第2四半期も好調な滑り出しを示したことが要因。これに伴い、年度受注計画を従来の3800億円から前年度比43%増の4000億円程度へ上方修正している。

なお、第1四半期(1~3月)決算は、売上高811億2200万円(前年同期比7.0%減)、営業利益39億8600万円(同21.8%増)、純利益18億1200万円(同14.1倍)だった。

出所:MINKABU PRESS

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