マーケットEがS安ウリ気配、メディア及びモバイル事業の収益性悪化で21年6月期業績予想を下方修正
マーケットエンタープライズ<3135>がストップ安の1129円水準でウリ気配となっている。前週末14日の取引終了後、21年6月期の連結業績予想について、売上高を135億~145億円から109億1000万円(前期比0.1%増)へ、営業利益を7億3000万~9億円から6800万円(同89.6%減)へ、最終損益を3億6000万~4億5000万円の黒字から4000万円の赤字(前期2億9100万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
成長分野への先行投資に加えて、メディア事業及びモバイル事業で収益性が悪化していることが要因としている。なお、第3四半期累計(20年7月~21年3月)決算は、売上高81億1900万円(前年同期比3.0%増)、営業利益9800万円(同77.7%減)、最終損益400万円の赤字(前年同期2億4600万円の黒字)だった。