伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (5月24日記)
日経平均株価は、2月16日の高値3万0714円が当面の強い抵抗になって、現在が下降の流れへ入っている公算です。
5月13日以降の反発調は、勢いの強い下げの流れの途中の一時的な反発か、2月16日以降の上値、下値を切り下げるジグザグの動きのどちらかです。
本日の価格が上昇して、18日の高値万2万8481円を超えると、勢いの強い下げの流れの終息を確認して、短期的に上値を試す流れを継続する可能性が出てきます。
その場合でも、5月10日の高値2万9685円よりも下の地点で、戻り高値をつける動きになると考えられます。
現在が勢いの強い下げの流れの途中なら、本日は、21日の高値2万8411円を超えられずに下降を開始する公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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