東京株式(前引け)=続伸、朝安後切り返すも上値重い展開

市況
2021年5月26日 11時46分

26日前引けの日経平均株価は前営業日比50円49銭高の2万8604円47銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は5億3296万株、売買代金概算は1兆1473億9000万円。値上がり銘柄数は721、対して値下がり銘柄数は1336、変わらずは125銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、朝方は前日の米株安を引き継ぐ形で売りが先行したが、その後は主力ハイテク株を中心に買いが厚くなりプラス圏に切り返した。国内での新型コロナウイルス感染拡大に対する警戒感は強いものの、ワクチン接種の動きが進んでいることが市場のセンチメント改善につながっている。ただ、日経平均は一時150円以上の上昇をみせたが、方向感の定まらない米株価指数先物などを横にらみに上値も重く、前場後半は上げ幅を縮小した。TOPIXは小幅ながらマイナス圏で着地しており、個別銘柄も値下がり銘柄数が1300を超え、値上がり銘柄数を大幅に上回っている。

個別では任天堂<7974>が売買代金トップで株価も堅調、ファーストリテイリング<9983>、トヨタ自動車<7203>なども買いが優勢。リクルートホールディングス<6098>が商いを伴い大きく上昇した。パナソニック<6752>、日立製作所<6501>なども強い動き。エアトリ<6191>が値上がり率トップに買われた。ウシオ電機<6925>も活況高。半面、ソフトバンクグループ<9984>が軟調、日本製鉄<5401>も売りに押された。東海カーボン<5301>が大幅安となったほか、ペッパーフードサービス<3053>の下げも目立った。ピジョン<7956>も売られた。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.