「再生可能エネルギー」が10位にランク、改正温対法成立で再注目<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「再生可能エネルギー」が10位となっている。
26日の参議院本会議で「地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律案」が全会一致で可決され、成立した。
改正法では、パリ協定に定める目標を踏まえ、2050年までの脱炭素 社会の実現、環境・経済・社会の統合的向上、国民をはじめとした関係者の密接な連携などを、地球温暖化対策を推進する上での基本理念として規定。そのうえで、全国の市町村が地域の再生可能エネルギーを活用した脱炭素化を促進する事業(地域脱炭素化促進事業)に係る促進区域を定めるよう努めることとした。また、市町村から地方公共団体実行計画(地球温暖化対策の推進に関する法律に基づき、地方公共団体が策定するもの)に適合していることなどの認定を受けた地域脱炭素化促進事業は、行政手続きを簡素化できることも盛り込まれている。
再生エネを巡って直近では、清水建設<1803>が超大型の陸上風力発電施設の建設に対応できる国内最大級の移動型タワークレーンの設計・製作に着手したほか、東芝<6502>は米ゼネラル・エレクトリック(GE)と洋上風力発電システム分野で戦略的提携契約を締結。ウエストホールディングス<1407>は子会社が太陽光発電設備で発電した電気を地銀3行に供給すると発表するなど、企業の取り組みは依然として活発だ。このほかにも、太陽光発電事業を手掛けるサニックス<4651>、太陽電池の製造装置大手のエヌ・ピー・シー<6255>、風力発電事業を行う日立造船<7004>、バイオマス発電所を運営するイーレックス<9517>、再生エネ事業を展開するレノバ<9519>などの動向から目が離せない。