東京株式(前引け)=続落、朝高後に値を消す展開に

市況
2021年6月1日 11時47分

1日前引けの日経平均株価は前営業日比166円11銭安の2万8693円97銭と続落。前場の東証1部の売買高は4億3364万株、売買代金概算は9746億円。値上がり銘柄数は968、対して値下がり銘柄数は1082、変わらずは139銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場がメモリアルデーの祝日に伴い休場であったことから、手掛かり材料に事欠くなか方向感の定まりにくい地合いとなった。朝方は主力株中心に買い優勢で始まったものの、すぐに値を消し前日終値近辺まで水準を切り下げた。その後、先物を絡め再び買い直されたものの続かず、前場後半から売りに押され下値模索の展開となった。業種別では鉄鋼や医薬品株が軟調な一方、自動車株などに買いが入っている。全体売買代金は1兆円を下回るなど低調だった。

個別では売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。武田薬品工業<4502>が冴えず、ファーマフーズ<2929>が大幅安。日本製鉄<5401>、花王<4452>なども値を下げた。菱洋エレクトロ<8068>の下げも目立った。半面、レーザーテック<6920>は連日の上場来高値更新、SUMCO<3436>も買い優勢。村田製作所<6981>も堅調な値動き。インフォコム<4348>が急騰した。ペッパーフードサービス<3053>が値を飛ばし、大豊工業<6470>も急伸。このほかピジョン<7956>が活況高となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.