鉱研工業が続伸、地熱発電施設を30年に倍増と報じられる
鉱研工業<6297>が続伸している。きょう付けの日本経済新聞朝刊で「河野太郎規制改革相は1日、政府の規制改革推進会議の答申とりまとめに合わせ、脱炭素社会の実現に向けて見直すべき規制について報告した」と報じられており、なかで「国立公園など自然公園での導入を進め、地熱発電施設を2030年に倍増する目標を掲げた」とあることから、地熱発電関連の一角として思惑的な買いが向かっているもようだ。
同社は、大口径岩盤掘削工法など独自の工事種目を持つボーリングマシンの大手で、国内有数のボーリング工事施工会社でもある。地熱発電施設の増加は同社のビジネスチャンス拡大につながるとの期待が高く、同社以外にも地熱発電の事業化に取り組むアストマックス<7162>などにも物色が波及している。