<注目銘柄>=三井化学、強気の長期計画を評価へ

材料
2021年6月8日 10時00分

三井化学<4183>は5月下旬に形成した3400円どころをターニングポイントに切り返し、6月に入ってから大勢2段上げの様相をみせている。目先5日移動平均線とのカイ離調整を経て再浮上する公算は大きく、目先の押し目は買い下がってみたい。

総合化学メーカーで、フェノールでは業界トップシェアを誇る。電子材料では半導体用フィルムなどに展開し、半導体市場拡大の恩恵を享受している。2030年度までの長期経営計画を開示しているが、最終年度となる30年度にコア営業利益2500億円と前期実績比で約3倍となる数字を目標に掲げる。時価総額8000億円前後の大型株にして高成長トレンド確保に貪欲な経営姿勢は評価される。

時価は18年1月につけた3885円の戻り高値を上回り約14年ぶりの4000円大台乗せを果たした。実質青空圏に入ってきたことで株式需給面でも上値が軽くなり、意外高の可能性を内包する。(桂)

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.