<注目銘柄>=インフォコム、業績拡大基調は継続へ

材料
2021年6月9日 10時00分

インフォコム<4348>は、5月31日につけた年初来安値2525円を底に反発局面にあるが、業績拡大基調の継続見通しを考慮すると、見直し余地は大きい。

同社は「めちゃコミック」を中心とする業界トップクラスの電子コミック事業とITサービスが主力。22年3月期は営業利益110億円(前期比1.7%増)と最高益更新を見込むものの、巣ごもり特需の反動やマンガ海賊版サイトの横行による需要減、ITサービスにおけるヘルスケア分野などへの新型コロナウイルスの影響などを考慮し伸び率は前期に比べて鈍化を見込む。

ただ、電子コミック市場は引き続き拡大傾向にあるほか、海賊版サイトの影響も上期中に収束するとみられている。ITサービス事業におけるコロナの影響も下期に向けて漸減するとみられ、業績は上振れの公算が大きく、22年3月期営業利益を140億円弱、23年3月期同180億円前後を予想する調査機関もある。中期的にも電子コミック市場の拡大が成長を後押ししよう。(仁)

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.