ヤマトHDが反発、国内大手証券は目標株価3800円に引き上げ
ヤマトホールディングス<9064>が反発。SMBC日興証券は8日、同社株の投資評価「1」を継続するとともに、目標株価を3700円から3800円に引き上げた。4月から事業子会社統合による「Oneヤマト」化で効率化を図り、昨年度からEC向け配送サービス「EAZY」を投入するなど、経営改革による利益率向上を目指している点を指摘。22年3月期の連結営業利益は従来予想の920億円から970億円(会社計画950億円)に上方修正した。宅配便個数は、前年が感染症下で巣ごもり需要により大幅に伸長したなかでも順調に推移していることも前向きに評価している。