オービスがウリ気配スタート、木材価格高騰で21年10月期業績予想を下方修正
オービス<7827>がウリ気配スターとなっている。前週末11日の取引終了後、21年10月期の単独業績予想について、売上高を94億2300万円から91億4600万円(前期比1.4%増)へ、営業利益を3億3800万円から1億2200万円(同62.6%減)へ、最終利益を2億3600万円から1700万円(同91.2%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
世界的な木材価格の高騰で主原材料のニュージーランド松(丸太)の価格が値上がりを続け、船舶運賃の高騰と相まって仕入れ価格の大幅な上昇を見込むことが要因としている。なお、第2四半期累計(20年11月~21年4月)決算は、売上高44億8500万円(前年同期比1.1%増)、営業利益7800万円(同55.7%減)、最終損益600万円の赤字(前年同期1億200万円の黒字)だった。