BBSecが急落、脆弱性診断サービスが予想下回り21年6月期業績予想を下方修正
ブロードバンドセキュリティ<4398>が急落している。11日の取引終了後、21年6月期の単独業績予想について、売上高を45億8000万円から43億2500万円(前期比3.6%増)へ、営業利益を4億円から1億8100万円(同47.1%減)へ、純利益を2億9600万円から1億900万円(同50.0%減)へ下方修正し、増益予想から一転して営業減益予想としたことが嫌気されている。
セキュリティー監査/コンサルティングサービス及び情報漏えいIT対策サービスは堅調に推移したものの、脆弱性診断サービスが予想を下回っていることが要因。また、カード情報漏えい事故を取り扱う調査機関PFIとして登録されたことで「緊急対応サービス」の拡大が見込まれるため、デジタルフォレンジック・エンジニアを追加採用したことや、同エンジニア採用の遅れによる一時的な業務委託費が増加していることも響く。