NSW Research Memo(6):2022年3月期も戦略投資を継続し、さらなる増収増益を見込む

特集
2021年6月14日 15時16分

■日本システムウエア<9739>の今後の見通し

● 2022年3月期の業績見通し

2022年3月期の情報サービス産業界においては、短期的には一部の顧客企業においてIT投資の抑制や延期が見られるものの、経営やビジネスモデルの変革にITを活用するDXや、コロナ禍の影響により急速に浸透した新しい働き方や事業活動に関連する需要拡大が引き続き見込まれる。このような事業環境変化を追い風に、同社グループは、顧客のDX実現のベストパートナーを目指して、事業成長と変革を加速・強化するとともに、状況の変化に合わせた臨機応変な取り組みを実践する計画である。

以上から、2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高42,000百万円(前期比6.9%増)、営業利益4,300百万円(同2.4%増)、経常利益4,340百万円(同2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2,950百万円(同6.7%増)を見込んでいる。予想される事業環境の変化に対応して、同社では戦略投資を継続し、さらなる成長に向け経営基盤の強化に取り組むことで、増収増益を目指す。ただ、営業活動再開に伴い交通費や広告宣伝費などの販売管理費増加に伴い、営業利益率は前期比0.5ポイント減の10.2%を見込んでいる。しかし、同社では、期初は保守的な業績予想を発表することから、前期と同様に計画を上回る着地となる可能性が大きいと弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)

《YM》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.