TSテックが3日ぶり反発、未定としていた22年3月期は大幅増収増益で実質増配見込む
テイ・エス テック<7313>が3日ぶりに反発している。21日の取引終了後、未定としていた22年3月期の連結業績予想について、売上高4030億円(前期比16.4%増)、営業利益400億円(同49.6%増)、純利益230億円(同10.9%増)を見込み、年間配当を54円にすると発表しており、大幅増収増益で実質増配見通しであることが好感されている。
半導体供給不足などの自動車市場におけるサプライチェーンの混乱を受けて、業績予想を未定としていたが、上期は半導体供給不足の影響を受けた受注減を見込むものの、下期には挽回生産を見込んでいることが業績を牽引する見通しだ。