インパクトの21年12月期は56%営業増益を見込む
インパクトホールディングス<6067>がこの日の取引終了後、未定としていた21年12月期の連結業績予想について、売上高130億円(前期比17.4%増)、営業利益16億円(同55.5%増)、最終利益9億3000万円(前期1億8700万円の赤字)を見込むとした。
HRソリューション事業で新型コロナウイルス感染拡大を懸念した店頭販売員の配置を自粛する動きがあり、試飲試食などの推奨販売サービスは引き続き厳しい状況が続く半面、コロナワクチン接種会場への人材派遣業務の受注が拡大し、コールセンター事業やデバック事業も業績が順調に推移すると見込む。また、IoTソリューション事業では、小型デジタルサイネージの高付加価値商材であるPISTA(フィールド・トラッキング・ソリューション)のローンチによりオンライン化されたサイネージのコンテンツの自動更新が可能となり、従来の筐体販売だけではなく、オンライン利用料やASPサービス利用料などのストック収益が増加すると見込む。更に、飲食チェーン向けDX推進の一環として開始したオンラインのタッチパネル式デジタルサイネージであるテーブルトップオーダー端末の受注の拡大も見込んでいる。