日本電解の初値は1900円、公開価格と同額でスタート
きょう東証マザーズ市場に新規上場した日本電解<5759>は、寄り付きと同時に公開価格と同じ1900円で初値をつけた。
同社は、硫酸銅を主成分とする電解液から電気分解により金属銅を薄膜状に析出生成させ、加工する電解銅箔製造事業を行う。電解銅箔はプリント配線板や半導体パッケージなど電子・電気機器を制御する電気信号を伝える回路基板の導体や、リチウムイオン二次電池に用いられる負極集電体などにも使われている。公募株式数5万株、売出株式数495万3000万株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し64万2400株。主幹事はSMBC日興証券。