米国株見通し:底堅い値動きか、金利高抑制で買い継続

市況
2021年6月25日 14時53分

(14時50分現在)

S&P500先物      4,261.38(+5.38)

ナスダック100先物  14,362.75(+8.50)

グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は120ドル高。NY原油先物(WTI)はプラスを維持し、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

24日の取引で主要3指数は上昇。ナスダックは4日続伸となったほかS&Pは反発して最高値を更新、ダウもプラスに転じ322ドル高の34196ドルで取引を終えた。連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め観測は意識されるものの、この日はバイデン政権によるインフラ支出拡大への期待が強まり、関連セクターを中心とした買いが優勢に。一方で、耐久財受注や新規失業保険申請件数など経済指標は予想ほど改善せず、一段の買いを抑制した。

本日は底堅い値動きか。今晩発表のコアPCE価格指数は予想通り前回を上回る強い内容となれば、資産買入れの段階的縮小(テーパリング)や早期利上げへの観測が広がりやすく売り要因となろう。また、当局者による討論会や講演などが予定されており、タカ派的な発言はそうした思惑を強めるだろう。ただ、長期金利の上昇は足元で抑制されており、ハイテク株などへの買いは続く見通し。また、インフラ投資関連は、引き続き相場をけん引しそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.