「再生可能エネルギー」が12位にランク、事業活動の使用電力を切り替える動き相次ぐ<注目テーマ>

特集
2021年7月1日 12時21分

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10  ポストコロナ

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「再生可能エネルギー」が12位となっている。

企業の間で電力の利用を見直す動きが相次いでいる。りそなホールディングス<8308>は6月中旬、りそな銀行が保有する「りそなグループ大阪本社ビル」や埼玉りそな銀行の「埼玉本社ビル」、関西みらいフィナンシャルグループのみなと銀行「本店ビル」及び、関西みらい銀行「びわこビル」で使用する電力に再生可能エネルギーを導入すると発表した。

また、直近ではコネクシオ<9422>が直接電力契約を締結している全拠点(3月末時点で199拠点)で、2023年度までに二酸化炭素(CO2)排出量ゼロの再生可能エネに100%切り替えると発表。豊田合成<7282>はこのほど、国内3拠点(本社、いなべ工場、みよし物流センター)の使用電力をすべて再生可能エネ由来に変更した。

このほか、島津製作所<7701>は7月から、グループの事業所で使用する電力をトラッキング付非化石証書(太陽光、風力などの再生可能エネ電源を用いて発電された電気であることを発電設備の情報と共に証明するもの)を活用した実質再生可能エネ由来100%の電力に変更。太陽工機<6164>はきょう、エナリス(東京都千代田区)が提供するCO2排出量ゼロ電力を今月から本社工場に導入したことを明らかにした。

こうした背景には、温室効果ガスを主原因とする気候変動問題が早急に解決すべき世界的な課題となっていることがあり、ESG(環境、社会、ガバナンス)の観点から事業活動で使用する電力を再生可能エネに変更する動きは今後も続きそうだ。

出所:MINKABU PRESS

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