クスリアオキ急反落、業績成長ペース鈍化に警戒感高まる
クスリのアオキホールディングス<3549>が急反落。1日の取引終了後、21年5月期決算を発表し、売上高は3058億8000万円(前の期比1.9%増)、営業利益は166億1900万円(同1.6%増)と小幅ながらも増収増益で着地。続く22年5月期の連結業績予想は、「収益認識に関する会計基準」が適用されるため単純比較はできないが、売上高は3380億円で増収となる一方、営業利益は163億円とやや減益の見通し。同社はここ10年ほど2ケタ増収増益を続け、高成長路線をひた走ってきただけに、直近通期業績の成長ペース鈍化に対する警戒感が高まっているようだ。