ユーグレナが地合い悪のなか頑強、バイオ燃料で空運業界の脱炭素ニーズ捉える

材料
2021年7月5日 9時28分

ユーグレナ<2931>が頑強、全般相場が下値模索の展開となるなか、寄り付きは上昇して始まり、その後も売り物をこなし前週末終値近辺で推移している。6月2日に810円まで水準を切り下げたが、そこをターニングポイントに戻り足が鮮明だ。同社は 微細藻類ミドリムシ(ユーグレナ)を栽培し、これを使った食品や化粧品のほか、バイオジェット燃料事業に積極注力していることがマーケットで注目されている。日本航空<9201>をはじめ空運業界も世界的な脱炭素化に向けた動きを背景に二酸化炭素(CO2)削減への取り組みが待ったなしの状況にあるが、その際にこのバイオジェット燃料の活用が有力視されている。ユーグレナはこのテーマにおけるキーカンパニーとして頭角を現している。また、直近では前週末2日に東京大学との共同研究で微細藻類ミドリムシの乾燥粉末が、将来胃がんに進展すると予想される胃粘膜の炎症を抑制することを示唆する研究結果を発表、これも株価を刺激する材料となっている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.