レノバが切り返し急、脱炭素関連の象徴株で太陽光発電積み増しによる追い風期待
レノバ<9519>が大きく切り返し、240円あまりの急上昇で4400円台まで買われた。世界的な脱炭素社会に向けた取り組みが進むなか、再生可能エネルギーの活用が進んでいる。国内でも環境省が2030年度の太陽光発電の導入目標に約2000万キロワット分を積み増す方針が伝えられている。同社は太陽光をはじめ、風力やバイオマスなど再生可能エネルギー開発を手掛け、同テーマのシンボルストックとして存在感を示している。22年3月期はトップラインの伸びが顕著で前期比46%増の300億円を見込んでいる。株式需給面では信用買い残の整理が続き、直近データでは35万株強まで減少しており戻り売り圧力が軽減されている。