ラクスが大幅高、陽線連打で1カ月間に7割超の強烈上昇トレンド形成
ラクス<3923>が大幅高。同社はクラウドサービスによるメール管理の国内トップ企業で、IT人材の派遣業務も手掛ける。株価は6月7日に終値で2000円大台を回復したが、それ以降、異彩を放つ上昇トレンドを形成しマーケットの注目を集めている。6月7日からきょうまでの22営業日で下落した日はわずかに3営業日にとどまる。前日比変わらずの日が1日あるが、それを除く18営業日で上昇しており、きょうの高値まで株価水準を74%も切り上げた。しかも、そのほとんどが陽線で引けており、継続的な実需買いが流入していることを強く示唆している。M&A戦略に積極的で海外企業も対象にした買収で業容拡大を図っている。5月に26年3月期を最終年度とする中期経営計画を開示しており、26年3月期の最終利益を100億円以上(前期実績は29億3600万円)にする目標を掲げている。