FRONTEOに投資マネーの攻勢続く、7年ぶり高値圏突入で最高値更新も視野

材料
2021年7月7日 13時15分

FRONTEO<2158>に継続的な投資資金の流入が観測されている。きょうは全体リスクオフの環境にあってマザーズ市場は相対的に強い動きを示しているが、同社株はそのなかでも高水準の売買高をこなし派手な上昇パフォーマンスで目を引く。きょうは一時8.6%高の1380円まで上値を伸ばし年初来高値を更新したが、時価は戻り相場の要衝とみられた2016年5月につけた高値1346円(修正後株価)も上回ってきた。これは14年8月の上場来高値1421円をつけて以来約7年ぶりの高値水準であり、要注目場面に入ったといえる。

同社は人工知能(AI)技術をバックボーンとした電子データ収集や分析を武器にリーガルテック事業を主力展開している。また、近年はAI技術を活用して対象を広げ、医療AIなどライフサイエンス分野などへの応用で需要獲得を進めている。直近では、6月末にイスラエルの最先端技術を使ったシステム脆弱性診断を手掛けるサイバージムジャパン(東京都港区)とサイバーセキュリティー分野での提携を発表している。これに伴い、犯罪捜査や法的紛争などで、コンピュータなどの電子機器データ記録を収集・分析し証拠性を確保するデジタルフォレンジック分野での新境地開拓に期待が高まる状況となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.