イオン大幅反発、3~5月期経常は403億円の黒字と過去最高を記録
イオン<8267>が大幅高で3日ぶりに反発している。7日の取引終了後に発表した22年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算で、経常損益は403億6500万円の黒字(前年同期は160億7200万円の赤字)に浮上して着地。3~5月期としては過去最高益となり、これが好材料視されている。
前年同期に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたGMS(総合スーパー)、総合金融、サービス・専門店、ディベロッパー、国際の5事業が増益となった。特に改善幅が大きかったGMSはテナント収入が回復したほか、販管費の削減を進めたことが奏功した。また、総合金融ではカードショッピングや住宅ローンの取扱高が伸長したことに加え、貸倒関連費用が大幅に減少した。