伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (7月9日記)
日経平均株価は、2月16日以降のジグザグの動きを抜け出して、勢いの強い下降の流れへ入っている(7月が弱気の展開)か、6月21日の安値2万7795円付近が押し目になって、目先の価格が反発する展開(7月が2万8000~2万9000円程度のレンジ内で推移する、7月が強気の展開)になるかのどちらかが考えられます。
7月が弱気の展開になるなら、本日は、寄り付き後に価格が反発しても、昨日の終値付近で上値を抑えられて、陰線引けする展開になると考えられます。
7月がもちあいの(強気の)展開になるなら、本日は、寄り付き後、すぐに上昇を開始して、昨日の終値2万8118円以上で引ける動きになると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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