リソー教育---1Qは2ケタ増収、すべてのセグメントで経営成績が良化

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2021年7月9日 10時40分

リソー教育<4714>は8日、2022年2月期第1四半期(21年3月-5月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比46.7%増の61.11億円、営業損失が2.03億円(前年同期は13.16億円の損失)、経常損失が1.61億円(同13.18億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が1.67億円(同10.36億円の損失)となった。

同社グループの経営成績は、受験後の卒業等により生徒数が変動することから、新学期スタート時期である第1四半期を底とし、講習会授業を実施する第2・第4四半期に大きく膨らむ季節的な変動要因があるため、第2・第4四半期と比較して、第1・第3四半期の収益性が低くなる傾向にある。

当第1四半期においては、徹底した感染防止策を講じた事業活動等を継続することにより、いずれのセグメントでも前年同期比で経営成績が良化している。

TOMAS(トーマス)(学習塾事業部門)の売上高は前年同期比38.2%増の30.18億円となった。TOMAS上尾校(埼玉県)、TOMAS大船校(神奈川県)、メディックTOMAS吉祥寺校(東京都)、インターTOMAS田町校(東京都)を新規開校、TOMAS田町校(東京都)を移転リニューアルした。

名門会(家庭教師派遣教育事業部門)の売上高は前年同期比14.4%増の10.46億円となった。TOMEIKAI新潟校(新潟県)を新規開校、名門会天神駅前校(福岡県)を移転リニューアル、オンライン事業の拠点として、下北沢オンラインセンター(東京都)を新規設立した。

伸芽会(幼児教育事業部門)の売上高は前年同期比68.4%増の13.88億円となった。伸芽会吉祥寺教室(東京都)、伸芽’ Sクラブ学童吉祥寺校(東京都)、伸芽’ Sクラブ荻窪校(東京都)を新規開校、伸芽会浦和教室(埼玉県)を移転リニューアルした。

スクールTOMAS(学校内個別指導事業部門)の売上高は前年同期比138.7%増の4.36億円となった。中高一貫校など10校に新規導入した。

プラスワン教育(人格情操合宿教育事業部門)の売上高は前年同期比271.0%増の2.18億円となった。情操分野を育む多彩な体験学習サービスの提供を行っている。

その他の事業の売上高は前年同期比132.7%増の0.03億円となった。

2022年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.1%増の290.00億円、営業利益が同148.4%増の25.10億円、経常利益が同109.7%増の25.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同206.2%増の17.00億円とする期初計画を据え置いている。

《ST》

提供:フィスコ

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