ウッドFがS高カイ気配、22年5月期は52%営業増益で67円増配へ
ウッドフレンズ<8886>がカイ気配となっている。13日の取引終了後に発表した22年5月期の連結業績予想で、売上高500億円(前期比33.5%増)、営業利益18億8000万円(同51.5%増)、純利益9億5000万円(同63.4%増)と大幅増益を見込み、年間配当は前期比67円増の160円を予定していることが好感されている。
主力の住宅事業では、在宅勤務の増加や外出自粛によって自宅時間が増えるなかで住宅環境を見直す動きが強まり、住宅市況の好調が見込まれる一方、ウッドショックの影響が懸念されているが、同社は国産材流通ネットワークを活用した住宅建材の安定供給により、注文戸建住宅市場でのシェア獲得を図る方針。また、前期に続いて商品の差別化により販売単価や利益率の上昇継続が見込まれている。
なお、21年5月期決算は、売上高374億7400万円(前の期比0.4%減)、営業利益12億1000万円(同92.9%増)、純利益5億4600万円(同4.6倍)だった。