本日注目すべき【好決算】銘柄 竹本容器、ネットマーケ、シード平和 (16日大引け後 発表分)

注目
2021年7月19日 7時01分

16日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

竹本容器 <4248>   ★上期経常を一転1%増益に上方修正

◆21年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の7.7億円→10億円に30.4%上方修正。従来の22.9%減益予想から一転して0.5%増益見通しとなった。日本と中国での需要回復を背景に新規案件や追加注文が増加し、売上高が計画を上回ったことが寄与。樹脂原材料価格の上昇などマイナス要因はあるものの、売上増加や円安によるプラス効果で吸収した。

SEEDH <1739> [JQG]  ★前期経常を最高益に28%上方修正、配当も3円増額

◆21年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の14.8億円→18.8億円に27.6%上方修正。増益率が7.7%増→37.5%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。不動産事業は販売計画を調整したことで計画未達となった一方、戸建分譲事業がコロナ禍による住宅需要の高まりを背景に販売が好調だったほか、総合建設事業と不動産賃貸管理事業も伸長した。また、予算管理とコスト削減の徹底に加え、過年度分の消費税還付やコロナ関連の助成金を計上したことも利益を押し上げた。

併せて、期末一括配当を従来計画の10円→13円(前の期は8円)に大幅増額修正した。

CDS <2169>   ★上期経常を一転10%増益に上方修正

◆21年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の3.6億円→5.2億円に43.0%上方修正。従来の23.3%減益予想から一転して9.7%増益見通しとなった。エンジニアリング事業で教育関係の案件が想定以上に進捗したことが寄与。経費抑制に加え、助成金収入なども上振れに貢献した。

ネットマーケ <6175>   ★前期経常を48%上方修正

◆21年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の4億円→5.9億円に48.0%上方修正。減益率が46.5%減→20.7%減に縮小する見通しとなった。不正アクセスによる会員情報の一部流出を受け、「Omiai」サービスにおける新規会員獲得を目的とするデジタル広告の出稿を全面的に一時休止したことに伴い、広告費が削減され販売促進費が想定を下回ったことが要因。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.