ウェルビーは4日ぶりに小反発、子会社がネオファーマと5-ALA原体の日本総代理店契約を締結
ウェルビー<6556>が4日ぶりに小反発している。この日の寄り前、子会社ウェルビーリンクが、ネオファーマジャパン(東京都千代田区)と、アミノ酸「5-アミノレブリン酸」原体の、日本国内における販売総代理店契約を締結したと発表しており、これが好材料視されている。
「5-ALA」は、ヒトや動物、植物などあらゆる生命体に存在し、日々の食生活のなかでも常に摂取しているアミノ酸。特に医療分野では、既に脳腫瘍や膀胱がんの術中診断薬として利用されているほか、最近の研究では、長崎大学による細胞を用いた実験において、新型コロナウイルスへの 感染抑制効果が確認されている。ウェルビーグループでは今回、従来の障害福祉サービス事業に新たに5-ALA原体の販売事業が加わることで、総合的なヘルスケアカンパニーへと発展していく契機になると期待しているという。