東京株式(前引け)=続落、欧米株安受けリスクオフ続く

市況
2021年7月20日 11時46分

20日前引けの日経平均株価は前営業日比88円22銭安の2万7564円52銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億4100万株、売買代金概算は1兆1941億円。値上がり銘柄数は713、値下がり銘柄数は1354、変わらずは125銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場はリスクオフの流れが続いた。前日の欧米株が軒並み安で、米国株市場ではNYダウが一時900ドルを超える下げをみせるなど波乱含みの展開となり、東京市場でもこれを受けて買い手控え感が強い。外国為替市場で1ドル=109円台半ばまで円高が進んだことが輸出セクターにマイナスに働いているほか、国内では新型コロナウイルスの感染拡大を警戒するムードが拭えない。ただ、売り一巡後は下げ渋る動きをみせている。半導体関連株の一角が買われ全体相場を支えた。

個別では任天堂<7974>が安く、トヨタ自動車<7203>も軟調。ファナック<6954>も値を下げた。JR東日本<9020>も売りに押された。JVCケンウッド<6632>が急落、エフオン<9514>も安い。タマホーム<1419>も下値を探った。半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が大きく買われたほか、キヤノン<7751>も商いを伴い値を飛ばした。東京エレクトロン<8035>も堅調。ジェイテックコーポレーション<3446>が急騰、ベイカレント・コンサルティング<6532>も物色人気に。

出所:MINKABU PRESS

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