10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 19社【2部・新興】編 <割安株特集>

特集
2021年7月24日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証2部・新興企業では707社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比50%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。

下表は東証2部、ジャスダック上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額50億円以上、(3)今期経常利益が前期比50%以上増益、(4)実績PBRが0.8倍以下――を条件に投資妙味が高まる19社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは21日現在)

なお、7月23日(金)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【東証1部】編」も併せてご覧ください。

最低投資  ┌ 経常利益┐   実績

コード 銘柄      市場   金額  増益率   今期   PBR

<8135> ゼット     東2   30000   342   650  0.59

<6493> 日鍛バ     東2   32700   753   3200  0.42

<6837> 京写      JQ   34600   88.7   300  0.80

<4987> 寺岡製     東2   37500   95.9   480  0.33

<9171> 栗林船     東2   39400   63.9   500  0.26

<9913> 日邦産業    JQ   55600   124   1130  0.56

<7235> 東ラヂ     東2   59500   60.9   600  0.40

<7670> オーウエル   東2   61800   404   600  0.32

<1994> 高橋ウォール  JQ   67500   80.5   1650  0.56

<7587> PALTEK  東2   67800   644   320  0.79

<7315> IJTT    東2   70600   429   7800  0.45

<1960> サンテック   東2   71100   89.5   900  0.38

<7841> 遠藤製作所   JQ   71700   1619   1100  0.40

<6155> 高松機械    東2   72700   181   655  0.51

<8890> レーサム    JQ   83400   451   7450  0.65

<8045> 浜丸魚     JQ   84900   65.9   360  0.44

<1905> テノックス   JQ   88300   111   700  0.50

<6257> 藤商事     JQ   90000   312   2000  0.49

<5660> 神鋼線     東2   91500   407   700  0.27

※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、実績PBRが倍。

※今期最終赤字、無配の企業は除いた。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.