株価指数先物【寄り前コメント】 2万8000円突破でショートカバーを誘発させてくる動きに注目

市況
2021年7月26日 8時22分

大阪9月限ナイトセッション

日経225先物 27910 +350 (+1.26%)

TOPIX先物 1935.5 +28.0 (+1.46%)

シカゴ先物 28180 +620

(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

23日の米国市場はNYダウ S&P500ナスダックの主要株価指数が上昇。ツイッター<TWTR>やアメリカン・エキスプレス<AXP>など予想を上回る好決算が相次ぎ、主要指数は4日続伸で史上最高値を更新した。S&P500業種別指数はメディア、耐久消費財・アパレル、家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で、自動車・自動車部品、エネルギー、銀行が下落。

シカゴ先物清算値は21日の日中大阪比620円高の2万8180円と大幅に上昇して取引を終えた。日経225先物のナイトセッションは日中比350円高の2万7910円で取引を終えている。

本日はシカゴ先物にサヤ寄せして、ギャップアップで始まり、一気に2万8000円を突破してこよう。節目の2万8000円突破により、足元でショートが目立っていたクレディスイスなどのショートカバーを誘発させる可能性がある。ただし、朝方は先物にヘッジ対応の動きが集中するためオーバーシュート気味の上昇になりやすく、買い一巡後に改めてショートの動きを見せてくる可能性も考えられ、まずは2万8000円を固めておきたいところか。

低下傾向を続けているNT倍率だが、週初のギャップアップにより抵抗線の5日線を突破してくる可能性がある。チャート形状では昨年9月末の14.10倍台辺りが意識されやすいが、今週は指数インパクトの大きい主要企業の決算発表を控えていることもあり、反転を見せてくる可能性は想定しておきたい。なお、VIX指数は17.20に低下し、再び25日、75日線を下回ってきており、リスク選好に向かわせやすい。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.