前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

注目
2021年8月5日 5時30分

■ラピーヌ <8143>  439円 (+80円、+22.3%) ストップ高

ラピーヌ <8143> [東証2]がストップ高。3日の取引終了後、22年2月期の連結業績予想について、経常損益を9億円の赤字から1億3000万円の黒字(前期15億9800万円の赤字)へ上方修正したことが好感された。売上高は53億円(前期比1.4%増)の従来見通しを据え置いたものの、第1四半期に福祉事業を行っている子会社ラピーヌ夢ファームの就労支援事業運営費などを含め1億8600万円を助成金収入として営業外収益に計上したことや、新型コロナウイルス感染症にかかる特別措置に基づいた雇用調整助成金等の支給申請を継続して行っていることが要因としている。なお、同時に発表した第1四半期(3-5月)決算は、売上高12億4400万円(前年同期比35.8%増)、経常利益700万円(前年同期2億9900万円の赤字)だった。

■TDCソフト <4687>  1,270円 (+170円、+15.5%)

東証1部の上昇率トップ。TDCソフト <4687> が急反騰、5月25日につけた年初来高値1146円を約2ヵ月半ぶりに更新した。同社は独立系システムインテグレーターでAIデータサイエンスやアジャイル開発、クラウド分野などへの取り組みに力を入れている。3日取引終了後に発表した22年3月期第1四半期(4-6月)決算は営業利益が前年同期比88%増の8億2600万円と急拡大した。ITサービス管理やクラウドサービス関連の案件が好調で全体収益を牽引した。対上期(4-9月)進捗率も75%に達しており、これを評価する買いを呼び込む形となった。

■宝HLD <2531>  1,410円 (+130円、+10.2%)

東証1部の上昇率2位。宝ホールディングス <2531> が急反騰。3日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を2640億円から2750億円へ、営業利益を226億円から286億円(前期比32.4%増)へ、純利益を119億円から134億円(同26.7%増)へ上方修正したことが好感された。売上高の増加に加えて、売上原価率の低下による売上総利益が増加したことや、販管費の抑制に努めたことが利益を押し上げる。あわせて、22円を予定していた期末一括配当を24円に引き上げると発表しており、これも好材料視された。前期実績に対しては3円の増配となる予定だ。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高688億600万円、営業利益123億3900万円(前年同期比6.4倍)、純利益53億4900万円(同4.6倍)だった。なお、会計基準変更のため、売上高の前期及び前年同期との比較はない。

■ZHD <4689>  621円 (+55.3円、+9.8%)

東証1部の上昇率3位。Zホールディングス <4689> が大幅高で3日続伸。一時10.1%高の622.9円まで駆け上がる場面があった。同社は3日取引終了後に21年4-6月期決算を発表、最終利益は前年同期比17%増の266億1700万円と2ケタ成長を達成した。LINEとの経営統合効果でトップラインが大幅な伸びをみせ、増収効果が利益にも反映された。広告需要が好調だったほか、ZOZO <3092> やアスクル <2678> などのコマース事業も収益に貢献している。これを評価する買いが株価を強く刺激する格好となった。

■フジミインコ <5384>  5,800円 (+500円、+9.4%)

東証1部の上昇率4位。フジミインコーポレーテッド <5384> が大幅高で3日続伸し上場来高値を更新。3日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を435億円から470億円(前期比12.0%増)へ、営業利益を85億円から102億円(同33.5%増)へ、純利益を62億円から74億円(同32.0%増)へ上方修正し、あわせて60円を予定していた中間配当予想を80円に引き上げると発表したことが好感された。第1四半期(4-6月)において、最先端半導体デバイス向けCMP製品やシリコンウェハー向け製品の販売が増加し、売上高及び利益が予想を上回ったことが要因としている。なお、年間配当予想は145円(従来予想125円)となり、前期実績に対しては30円の増配になる予定だ。同時に発表した第1四半期決算は、売上高123億8700万円(前年同期比18.7%増)、営業利益29億9900万円(同32.0%増)、純利益23億円(同39.3%増)だった。

■日鉄鉱 <1515>  6,560円 (+460円、+7.5%)

東証1部の上昇率6位。日鉄鉱業 <1515> が急反発。4日午後1時30分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1284億円から1390億円(前期比16.7%増)へ、営業利益を94億円から114億円(同30.6%増)へ、純利益を50億円から60億円(同60.1%増)へ上方修正し、あわせて90円を予定していた期末配当予想を120円に引き上げたことが好感された。想定よりも銅価が高水準で推移していることによる金属部門の増収に加えて、石灰石の販売数量の増加による鉱石部門の増収により、前回予想を上回るという。なお、年間配当は210円(従来予想180円)となり、前期実績に対しては110円の増配になる予定だ。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高370億2800万円(前年同期比37.1%増)、営業利益48億6300万円(同3.2倍)、純利益31億2200万円(同2.6倍)だった。

■メルカリ <4385>  6,270円 (+410円、+7.0%)

メルカリ <4385> [東証M]が3日続伸。子会社メルペイが3日、フリマアプリ「メルカリ」のスマートフォン決済サービス「メルペイ」で、メルカリで申し込みと利用が完結する少額融資サービス「メルペイスマートマネー」の提供を開始したと発表しており、これが好感された。「メルペイスマートマネー」は、20万円を上限金額として「メルカリ」における利用実績などを元に金利・利用限度額が決まり、「メルカリ」アプリで申し込みと利用が完結する少額融資サービス。支払いについても、「メルカリ」のポイントや売上金で返すことができ、メルカリアプリ上で月々の返済日・返済額などの返済プランをいつでも変更できるなど、利用状況に合わせて柔軟に支払い方法を選択できるのが特徴としている。

■SREHD <2980>  6,760円 (+440円、+7.0%)

東証1部の上昇率7位。SREホールディングス <2980> が続急伸。3日の取引終了後に発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高17億8200万円(前年同期比71.4%増)、営業利益1億7500万円(同42.6%増)、純利益1億1500万円(同88.0%増)と大幅増益となったことが好感された。企業のDX加速を受けて、AIクラウド&コンサルティング(AIC&C)セグメントでクラウドサービス・コンサルティングサービスともに獲得数が着実に伸長したほか、不動産テックセグメントが復調し黒字化したことが寄与した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高118億円(前期比60.8%増)、営業利益13億5000万円(同27.8%増)、純利益8億3500万円(同25.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■ダイキン <6367>  24,670円 (+1,465円、+6.3%)

東証1部の上昇率8位。ダイキン工業 <6367> が急伸し上場来高値を更新。3日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を2兆7500億円から2兆8100億円(前期比12.7%増)へ、営業利益を2700億円から2900億円(同21.5%増)へ、純利益を1770億円から1900億円(同21.6%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期において、先進国を中心に住宅用空調の需要が想定を上回り四半期ベースで過去最高業績を達成したことが要因。また、新商品の投入や販売力・営業力の強化に加えて、電子部品などの不足懸念にも柔軟に対応して供給を行いシェアを拡大したことや、欧州のヒートポンプ式温水暖房機器の需要が好調なことなどが寄与する。なお、第1四半期(4-6月)決算は、売上高7989億7500万円(前年同期比37.4%増)、営業利益1092億5400万円(同2.0倍)、純利益786億2800万円(同2.4倍)だった。

■カシオ <6952>  1,900円 (+105円、+5.9%)

東証1部の上昇率10位。カシオ計算機 <6952> が急反発。同社は3日取引終了後に、22年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業損益は58億2100万円の黒字(前年同期は11億8900万円の赤字)となり、上半期計画100億円に対する進捗率は58.2%となったことが好感されたようだ。売上高は前年同期比48.4%増の593億7500万円で着地。時計は「G-SHOCK」のメタルラインが好調に推移したほか、楽器も巣ごもり需要を背景に「Slim&Smart」モデルの売り上げが伸びた。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■カカクコム <2371>  3,160円 (+168円、+5.6%)

カカクコム <2371> が急反発。4日午前11時40分ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高120億2100万円(前年同期比26.5%増)、営業利益40億1200万円(同81.6%増)、純利益27億5000万円(同93.9%増)と大幅増益となったことが好感された。前年同期に比べて、外食需要が低調ながらも食べログ事業は回復に向かっていることに加えて、飲食店販促事業における販促サービスの有償提供を再開したことなどが貢献。また、新興メディア・ソリューション事業の求人ボックス事業及び不動産領域事業、ファイナンス事業が増収となったことが寄与した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高590億円(前期比15.5%増)、営業利益236億円(同29.0%増)、純利益161億円(同36.9%増)の従来見通しを据え置いている。同時に、上限を200万株(発行済み株数の0.97%)、または50億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月5日から10月15日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行や、資本効率の向上を通じて株主利益の向上を図ることが目的としている。

■郵船 <9101>  6,930円 (+360円、+5.5%)

日本郵船 <9101> が5連騰。4日昼ごろ、22年3月期の連結経常利益を従来予想の3700億円から5000億円(前期比2.3倍)へ上方修正すると発表。従来の2期連続での過去最高益予想を更に上乗せしており、これが好材料視された。今期業績の上方修正は7月1日に続き、早くも2回目。定期船事業で持ち分法適用会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレスの業績が旺盛な輸送需要の継続を背景に前回予想を一段と上回る見通しとなった。また、物流事業で需給が引き締まった状況が続くことに加え、好調なドライバルク市況などで収支が良化することも上振れの要因となる。好調な業績を踏まえ、今期の年間配当を従来計画の200円から700円(前期は200円)に大幅増額修正した。配当利回りは10%を超えており、株主還元の強化を評価する買いも入った。

■山パン <2212>  1,618円 (+83円、+5.4%)

山崎製パン <2212> が急反発。3日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1-6月)連結決算が、売上高5122億1000万円(前年同期比0.9%増)、営業利益122億2300万円(同23.9%増)、純利益72億3700万円(同47.7%増)となり、従来予想の営業利益108億円を上回って着地したことが好感された。新型コロナウイルス感染症に伴う緊急事態宣言など受けて、コンビニエンスストアやベーカリーなどの小売業で営業時間の短縮などによる来店客数の減少などの影響はあったものの、第2四半期以降、菓子パン部門の売り上げが回復していることや子会社の業績が好調に推移したことが寄与した。また、光熱費などの減少や助成金の計上なども貢献した。なお、21年12月期通期業績予想は、売上高1兆370億円(前期比2.2%増)、営業利益215億円(同23.3%増)、純利益101億円(同45.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■日水 <1332>  607円 (+30円、+5.2%)

日本水産 <1332> が急反発。4日午後1時ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高1654億700万円(前年同期比8.9%増)、営業利益70億4900万円(同66.7%増)、純利益51億8600万円(同63.5%増)と大幅増益となったことが好感された。食品事業で、国内外ともに家庭用食品・業務用食品の販売が堅調に推移したことに加えて、コンビニエンスストア向けチルド弁当やおにぎりなどの販売が改善したことが牽引役となった。また、ファイン事業で新型コロナウイルスのPCR検査薬や海外向け培地の販売が堅調に推移したことも貢献した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高6420億円(前期比4.4%増)、営業利益200億円(同11.1%増)、純利益150億円(同4.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■タカラバイオ <4974>  2,893円 (+128円、+4.6%)

タカラバイオ <4974> が大幅反発。3日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を505億円から542億円(前期比17.6%増)へ、営業利益を140億円から170億円(同21.8%増)へ、純利益を98億円から119億円(同24.6%増)へ上方修正した。新型コロナウイルスの影響を受けて低迷していた一般研究用試薬市場が回復していることに加えて、新型コロナのPCR検査関連製品が増加したことが要因。また、遺伝子解析・検査関連受託などの増加も見込まれるとしている。同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高152億7200万円(前年同期比2.2倍)、営業利益85億400万円(同12.3倍)、純利益60億2500万円(同14.9倍)だった。

■日本製鉄 <5401>  2,036円 (+62円、+3.1%)

日本製鉄 <5401> が大幅反発。3日の取引終了後、22年3月期業績予想の上方修正を発表し、純利益を2400億円から3700億円(前期324億3200万円の赤字)へ増額しており、これを好感した買いが膨らんでいる。売上高見通しも6兆円から6兆5000億円(前期比34.6%増)へ引き上げた。鋼材価格の改善やグループ会社の損益好転などが業績を押し上げる。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)の決算は、売上高1兆5031億円(前年同期比32.8%増)、純利益1621億2900万円(前年同期420億7100万円の赤字)だった。

■ジョイ本田 <3191>  1,447円 (+42円、+3.0%)

ジョイフル本田 <3191> が大幅反発。3日の取引終了後、8月20日付で2987万6849株(発行済み株数の28.94%)の自社株を消却すると発表しており、これが好感された。株主還元の拡充及び将来の希薄化懸念の払拭のために実施するという。また、同時に発表した22年6月期単独業績予想は、売上高1310億円(前期比0.4%増)、営業利益118億円(同2.6%増)と2期連続の最高益更新を見込み、年間配当を前期比8円50銭増の42円にするとしたことも好材料視された。マーチャンダイジングの強化により「新たな必需」を取り込むほか、収益構造改革を継続推進し増収増益を目指すとしている。なお、21年6月期決算は、売上高1324億9900万円(前の期比6.1%増)、営業利益115億600万円(同25.2%増)だった。

■船井総研HD <9757>  2,614円 (+76円、+3.0%)

船井総研ホールディングス <9757> が3日続伸し、年初来高値を更新した。同社は3日取引終了後に、21年12月期通期の連結業績予想を修正。営業利益見通しを前期比28.5%増の64億円(従来予想は57億円)に引き上げたことが好感されたようだ。売上高の見通しは同15.9%増の290億円(従来予想は280億円)に上方修正。主力の経営コンサルティング事業で月次コンサルティング業務及びWEB広告運用代行業務が好調なほか、利益面ではコストの大幅な削減などが寄与するとしている。

■日油 <4403>  5,890円 (+170円、+3.0%)

日油 <4403> が大幅反発。同社は4日午後2時頃に、22年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比61.9%増の88億4400万円となり、通期計画265億円に対する進捗率は33.4%となった。売上高は同13.4%増の428億3500万円で着地。主力の機能化学品事業では脂肪酸誘導体や界面活性剤などの売り上げが増加したほか、ライフサイエンス事業では食用加工油脂や生体適合性素材などが堅調に推移した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■ABCマート <2670>  6,320円 (+180円、+2.9%)

エービーシー・マート <2670> が反発。3日の取引終了後に発表した7月度概況で、既存店売上高が前年同月比9.2%増と大幅増となり、2ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて土曜が1日多い曜日並びだったことに加えて、例年よりも梅雨明けが早く、気温の上昇が早まったことから、店舗とオンラインの双方でサンダルを中心とした夏物商品の販売が好調となった。なお、全店売上高は同11.0%増だった。

■花王 <4452>  6,797円 (+181円、+2.7%)

花王 <4452> が反発。中長期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離を解消し底値圏もみ合い離脱をうかがう動き。同社は新型コロナウイルス感染拡大の影響で化粧品などに逆風が意識され株価は大幅に水準を切り下げていたが、一方でハンドソープをはじめトイレタリー商品が好調で業績に貢献している。3日取引終了後に発表した21年12月期第2四半期(1-6月)の決算は最終利益が前年同期比3.8%増の525億3800万円と増益を確保した。1-3月期の時点では3.5%減益であったが、4-6月期は2ケタの利益伸長で前年実績を上回る水準に浮上した。これを好感する買いが優勢となった。テクニカル的にも日足一目均衡表の雲抜けが近づいており、調整一巡で値ごろ感に着目した中長期狙いの買いが入った。

■タキロンCI <4215>  627円 (+11円、+1.8%)

タキロンシーアイ <4215> が3日続伸。4日午後2時ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算が、売上高358億5200万円(前年同期比12.9%増)、営業利益29億6600万円(同61.9%増)、純利益21億6500万円(同84.3%増)と大幅増益となったことが好感された。住設建材事業で、新設住宅着工戸数が前年同期並みに推移したことに加えて、原材料及び物流費の高騰に伴う製品値上げに対する流通在庫の積み増しなどの需要が発生したことが貢献した。また、アグリ事業で前年の災害復旧反動による需要減やコロナ禍による生産者買い控え等からの緩やかな回復基調と樹脂や鋼材価格上昇に伴う価格改定前の駆け込み需要があったほか、半導体メーカー各社の積極的な設備投資を追い風に半導体製造装置向けの工業用プレート、エンプラ材が大きく伸長したことも寄与した。なお、22年3月期通期業績予想は、売上高1400億円(前期比4.1%増)、営業利益80億円(同6.0%減)、純利益55億円(同3.1%増)だった。同時に、上限を4万6400株(発行済み株数の0.05%)、または3600万円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月5日から8月16日までとしている。

■AGC <5201>  4,975円 (+70円、+1.4%)

AGC <5201> が3日続伸。岩井コスモ証券は3日、同社株の投資判断を新規「A」でカバレッジを開始した。目標株価は6500円とした。同社はガラスの各用途で世界大手。バイオ、電子材料を成長ドライバーとするハイテクメーカーに変貌中だ。2日取引終了後に21年12月期連結業績予想の増額修正と増配を発表した。更に、EUV用マスクブランクスを擁する電子材料やバイオ医薬品受託製造に注力するライフサイエンスへの成長期待が材料視されるとみている。株価は配当利回り4%台で連結PBR1倍割れ、予想PERも1ケタ台の水準にありバリュー投資家のターゲットになりそう、とみている。

※4日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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