10万円以下で買える、連続増益&低PBR 20社【東証1部】編 <割安株特集>

特集
2021年8月6日 19時30分

少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。

東証1部上場企業では679社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は直近の業績予想で経常利益が2期以上連続で増加を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。

下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額150億円以上、(3)今期の経常利益が2期以上連続で増加を見込む、(4)実績PBRが0.8倍以下――――を条件に投資妙味が高まる20社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは6日現在)

なお、8日(日)19時30分に「10万円以下で買える、連続増益&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

最低投資  ┌経常利益┐   増益  実績

コード 銘柄        金額 増益率  今期 連続期数  PBR

<3315> 日本コークス   11200  39.5  9000    2  0.63

<6632> JVCケンウ   21900  41.2  6400    2  0.55

<7972> イトーキ     37000   1.0  1900    2  0.36

<9535> 広ガス      37000   3.8  3600    3  0.44

<8103> 明和産      46600  44.9  2600    2  0.56

<5020> ENEOS    46730   3.9 240000    2  0.65

<7955> クリナップ    55800   6.9  2900    3  0.39

<7987> ナカバヤシ    59200   2.5  3100    3  0.59

<8869> 明和地所     61000   3.1  3100    2  0.58

<7280> ミツバ      65900  60.0  14000    2  0.49

<5989> エイチワン    70600  16.9  4000    2  0.29

<4275> カーリットH   77000   7.3  1900    2  0.63

<9896> JKHD     83200   1.5  5300    3  0.56

<9508> 九州電      83600  25.7  70000    2  0.60

<7420> 佐鳥電機     83800   5.4  1200    2  0.46

<9997> ベルーナ     84400   7.9  18200    2  0.71

<1824> 前田建      84600   0.7  46000    2  0.61

<5909> コロナ      91000   1.3  1300    2  0.37

<3941> レンゴー     94500   1.9  44000    4  0.72

<1945> 東京エネシス   97100  27.6  5000    2  0.52

※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PBRが倍。

※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。

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