個人投資家・有限亭玉介:東京五輪開催中に見つけた注目の銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2021年8月2日14時に執筆
東京五輪で日本全体が盛り上がる中、景気も上向きになって欲しいと願うばかりですな。オリンピックで日本の金メダル獲得数が2桁になると、日経平均は大会期間中に上昇するとの過去データもあるようですねぇ…。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
東京五輪のアスリート達の姿を見ると無観客ながらも実力を出し切って感動を与えてくれていると思います。会場設営など公共事業のような経済効果は既に出尽くしたとすれば、これからは東京五輪を通じて国民の意識・ムードが変わる事での経済効果を期待したいところです。今回の選手達の活躍を見て特定のスポーツ関連商品の市場規模が拡大する可能性も考えられます。そして現政府は奏功しなかった度重なるコロナ対策の悪イメージを衆院選前に「五輪成功」という言葉に塗り替えられれば…という狙いもあるかもしれませんねぇ。
まぁ、緊急事態宣言は国民にはもはや響かず…で、仕方ないでしょう。これまで何度も繰り返したのですから。世界的にも礼儀正しく、大人しい国民性の日本人も、いよいよ抑制ができなくなっているのでしょうな。個人的には政府や都知事などが率先して、これまで槍玉に挙げられてきた飲食店業界へ大々的な救済措置を将来的に約束するなど、「未来を見た構想」を示してほしいもんですがね。
さて、東京五輪の勢いを借りて夏枯れを回避出来るか…が、投資家としての重要ポイントです。今回もチェックしておきたい銘柄をピックアップしてみましたよ。
まずテレワーク関連として買われたパシフィックネット<3021>は、7月14日の決算発表で過去最高益を達成すると22年5月期はさらに最高益を更新する見通しです。年間配当も前期より6円増配としており、中長期で上昇トレンドを継続できるか監視継続です。
自動車部材関連からはホンダ向け中心に取引がある日本精機<7287>もチェックしてます。コロナ禍から業績が急改善している同社は、チャート(日足)も25日線を下値サポートに切り上げています。EVの潮流も追い風となるか。
21年3月期の営業利益を増益としたチノー<6850>は、22年3月期も経常利益が増益予想です。温度制御の計測器専業メーカーとして燃料電池や水素関連としての思惑もある模様。8月10日の決算発表を見ていきたいもんですな。
独立系SIであるTDCソフト<4687>は、22年3月期で6期連続での過去最高益を更新する見通しです。同社は売上の5割程度を占める銀行・クレジット・保険など金融IT分野の強化やDXを推進しており、デジタル通貨などの一般化で同社の活躍の幅はさらに広がるか…。中長期目線で監視しております。
CMでもよく目にするロボアドバイザーを活用した資産運用サービスを提供するウェルスナビ<7342>は、7月14日に預かり資産が5000億円を突破したと発表しました。住信SBIネット銀行やソニー銀行とNISA対応した「おまかせNISA」の提供も好感されており、昨年12月の上場から8ヶ月経過しても人気化しているようです。
中古・リノベーション住宅流通プラットフォームを手掛けるツクルバ<2978>は、第三者割当で新株125万株を発行し、9.95億円を調達すると発表すると底値から動意しました。アフターコロナでトレンド転換となるか注視しております。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
《RS》