SBSホールディングス---2Qは2ケタ増収・大幅な増益、業績予想の上方修正に加え期末配当金の増配を発表

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2021年8月10日 15時11分

SBSホールディングス<2384>は6日、2021年12月期第2四半期(21年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比56.6%増の2,022.44億円、営業利益が同123.8%増の139.69億円、経常利益が同122.0%増の139.36億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同89.0%増の78.09億円となった。

物流事業の売上高は前年同期比55.3%増の1,825.38億円、営業利益は同279.6%増の81.73億円となった。既存顧客との取引拡大に加え、高い物流機能を求める新規顧客の獲得に注力した。SBS東芝ロジスティクスの新規連結に加え、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で大きく落ち込んだ企業間物流が海外を含めて回復傾向にあること、さらに即日配送事業におけるEC需要の取り込みや、生活物流・ネットスーパー等の分野における需要拡大とも相まって、全体として堅調に推移した。

不動産事業の売上高は同92.9%増の159.24億円、営業利益は同44.6%増の56.80億円となった。開発事業では、グループの3PL、4PL事業を推進するために、顧客の物流ニーズに合った大型倉庫を土地の取得から建設まで一貫して行っている。賃貸事業では、グループで保有する倉庫、オフィスビル、レジデンス等から賃貸収入を得ている。同社は、将来の投資に向け物流不動産を流動化し資金を回収しており、流動化に伴い計上する収益は不動産事業に含めている。物流不動産の流動化として、南港物流センター(大阪市)の信託受益権の譲渡を実施した。これに伴う収益が前期の物流不動産流動化における実績を上回った。

その他事業の売上高は同11.8%増の37.80億円、営業利益は同46.8%増の2.22億円となった。

2021年12月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比55.5%増(前回予想比2.6%増)の4,000.00億円、営業利益が同82.5%増(同5.3%増)の200.00億円、経常利益が同79.2%増(同2.6%増)の195.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同56.7%増(同0.9%増)の107.00億円としている。また、期末配当予想については、通期業績予想の上方修正を踏まえ当初予想配当金額に1株あたり11.00円増配し54.00円とすることを発表した。

《EY》

提供:フィスコ

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