サンフロ不が1カ月ぶり年初来高値更新、4~6月期営業益3.5倍化受け通期増額期待膨らむ
サンフロンティア不動産<8934>が急反発、一時78円高の1130円と値を飛ばし、7月14日につけた高値1125円を上回り、約1カ月ぶりに年初来高値を更新した。都心部を中心に中古不動産を買い取りバリューアップして販売する不動産再生ビジネスを展開している。コロナ禍にあっても販売不動産の売却が好調に進み、足もとの業績は急拡大している。10日取引終了後に発表した21年4~6月期決算は営業利益が前年同期比3.5倍となる73億4000万円と高変化を示し、22年3月期通期予想に対する進捗率も第1四半期時点で61%と高く、上方修正期待を背景に物色人気化した。