松尾電5連騰で1000円台復帰、第1四半期業績の急拡大を好感
松尾電機<6969>が5連騰となっている。11日の取引終了後に発表した22年3月期第1四半期(4~6月)の非連結業績は、売上高12億6200万円(前年同期比50.4%増)、経常利益1億4300万円(同4.1倍)と急拡大して着地。同社は5日に上期及び通期予想の上方修正を発表したことが好感されマドを開けて大きく買われていたが、今回の決算発表を受けて一段高となり、5月17日以来の1000円台乗せを果たしている。第1四半期はカーエレクトロニクス向けタンタルコンデンサーやリチウムイオン電池向け高電流ヒューズの需要が好調に推移したほか、費用低減を進めたことも奏功した。