ユビテックが続伸、キリングループ工場で「ワークメイト」の実証実験を開始
ユビテック<6662>が続伸している。午前11時ごろ、キリンホールディングス<2503>傘下のキリンビールの工場とキリンディスティラリー富士御殿場蒸留所で、ユビテックが提供する作業者の安全見守りサービス「Work Mate(ワークメイト)」を活用した実証実験を7月から開始したと発表しており、これが好材料視されている。
実証実験では、キリンビール工場の従業員がスマートウオッチを着用し、「Work Mate」がスマートウオッチを通じて従業員の脈拍などを収集・分析することで、熱中症をはじめとした従業員の健康状態を検知するという。ユビテックとキリンビールは、19年にもキリンビバレッジ滋賀工場の全従業員を対象に「Work Mate」の実証実験を実施し、従業員の転倒・転落の検知など一定の効果を得られたことから、今回更なる実証実験を行うとしている。